2010年01月26日

小沢氏擁護 鳩山首相「検察への圧力ではない」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は20日、参院本会議の代表質問で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件に関連し、小沢氏に「どうぞ戦ってください」と語ったことについて、「検察に対する圧力という意図はなく(捜査への)影響は全くない」と説明。「小沢氏の『戦う』という表明は自らの潔白を証明していく決意と受け止めた。小沢氏は政権交代を成し遂げた同志だ。日本の政治の変革に向けて戦うことを了とした。政党人として当然だ」と述べた。

 首相が実母から受け取った12億6千万円を献金に偽装した事件については「何も承知していなかったので贈与税を免れようという発想自体があり得ない。脱税の認識は全くなかった」と重ねて釈明。自民党の尾辻秀久参院議員会長が「天に恥じるところがあるならば即刻辞職してほしい」と首相に退陣を求めると「国民の政権交代に対する期待に応えるのが使命だ。この使命を果たすために全力を遂行するのが首相の責任を果たす道だ」と辞任する考えがないことを強調した。

 一方、首相が5年前に出版した「新憲法試案」(PHP研究所)で憲法改正を訴えたことには「首相の立場では憲法尊重擁護義務が課せられている。私の考え方を申し上げるときではない。在任中に考えるべきではない」と述べ、持論を封印する考えを示した。

 国旗・国歌については「日の丸が国旗、君が代が国歌として定着しているのは多くの国民が認めている。敬意をもって対応すべきだ」と尊重する意向を表明。天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見については「友好親善の観点から大きな意義があるので(天皇陛下に)政府としてあっていただけないかと申し上げた。天皇の政治利用だとの指摘はあたらない」と述べた。

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